2012年03月05日

手を汚せ。

先日、ジャガイモ掘りをしてきた。
宮古島で畑のお世話になってる方のお手伝い。

朝の畑はビューティフル。

手を汚せ。

畑の上を裸足で歩き、土の中に眠る芋を素手で掘り起こす。
最初は気持ちよかったが、次第にしんどくなる。
農業はやはり楽じゃない。

ざっと800キロほど掘り起こしたらしい。
掘り起こしたジャガイモは可愛く見える。

ふと、手を見ると、手は泥だらけ。
さらに、昨日のペンキまで残っている。
汚れたもんだ。

気持ちよかった。

日本社会は手が汚れる必要がないほど、サービスが充実している。
手の汚れる仕事は、ごく一部の誰かがやってくれているのだ。
そんなことを気付かされた。

農家やペンキ職人だけではない。ゴミ収集の方や、原発で働いている方も。

多くの人の手を汚さないために、自分の手を汚している。
汚しているという表現が相応しいくなにのかもしれないが・・・
でも、そういうことになっている。

この現状が悪いとは思わないが、たまには手を汚すことも大切なんだろうなと思った。
違う価値観に触れる機会がそこにはある。
見えない所に目を向ける。

岩井さんがやってた、原発を見にいくツアーもそういうことだったのかなー?

みなさんも、たまには手を汚してみては?



Posted by タモリ at 21:16│Comments(1)
この記事へのコメント
>岩井さんがやってた、原発を見にいくツアーもそういうことだったのかなー?

まぁ、そんな感じかな。
実際に見てみること、やってみることから得られるものはいっぱいあるよね。

僕は口先番町やから、たまにすごくそう思う。
これからのこと考えると、農業もやりたいけど、カエルとか蛇とかミミズとかほんま苦手やからなぁー、と思ってるし。

でも、やってみたら慣れるらしいし、そのうちやるとはおもうんやけどね。いつになるやら。
Posted by いわい at 2012年03月19日 16:04
 
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